スターリング大学(英国) <2024年8月>
川越七海さん
4週間の英国での異文化実習を終えての感想を2つ記述する。
1つ目は、日々の生活を通して、英語のスピーキング能力が向上したと感じた。週5日の学校の授業では、レベル別にクラスが分けられ、自分に近いレベルの人と切磋琢磨できる機会になり、刺激のある授業だった。周りの足球即时比分がすらすらと話しているのを見て、自分ももっと話せるようになりたいという気持ちになれたり、人の使う話ことばを聞いて自分も真似してみたりと、毎日英語を話すことで得られた経験が多くあった。また、寮生活では、同じフラット内で出会った中国人と共有スペースで毎日英語で会話をした。特に私は教育に関心があるので、中国人のスピーキング能力の高さや、日本人と中国人の英語能力における特徴の差について議論を交わし、お互いの学習環境や文化、将来の目標などについても語り合うほど仲を深めることができた。また、私が想像していた以上に他の国の足球即时比分たちも日本の文化に興味を持ってくれ、毎日話が尽きないほど英語で会話をすることができた。正直、異文化実習で海外に行くまでは、自分がこれほどまでに英語で会話をすることができないと思っていたため、自分が予想以上に英語で会話できることに驚き、成長を実感した。きっと異文化実習に行っていなかったら自分の能力や苦手な部分に気づくことができなかったと思うので、とてもいい機会だった。
2つ目は、スコットランドの文化に実際に触れたことで、想像と現実のギャップを埋めることができたということだ。長年イギリスに行ってみたいという夢はあったものの、日本で得られる知識は、インターネットや書籍の上だけのもので、時代によって変化している文化の背景がつかみにくかった。しかし、実際にスコットランドに行って、自分の目で様々な文化や景色を見たことで、今まで触れてこなかった価値観や景色に出会えた。留学に行かなくても英語はできるようになる、海外のことは知れる、とよく周りから言われてきたが、実際に行かないとみることのできない景色や、触れることのできない文化があると自信を持って言えるようになった。日本にいると、日本食を食べる機会が多かったり、海外の食事も日本人の口に合いやすいようにアレンジされているものが多いが、海外で実際に食事をしてみると、初めて出会う味や食感があり、毎日が出会いの日々だった。
以上のように、今回の異文化実習で、たくさんの学びを得ることができた。今回得た学びを、これからの足球即时比分生活や将来教師になった際に生かすことができるよう、自分の中で記憶や学びの整理をして、これからの勉強に励みたい。